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ダスキンのモッp(ryな日々

気まぐれで作ったブログで良ければ…

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ぼくらの-ダスキンver.-序章「先輩」?

-その夜


「ふう、やっと宿題終わったぁ…」
大きく伸びをしながら寝間着姿のマシロは言って、時計を見る。長針と短針が十二の位置で重なりそうになっていた。
「もう、寝ようかなぁ…」
彼女がしばらく伸びをした後、そう言いながら布団に手をかけた瞬間。
「あれ?」
目の前に一瞬ノイズが走ったかと思うと、見たこともない空間が視界に入り、彼女は唖然とする。
「あっ!マシロぉ!」
少し離れていた場所にいた同じく寝間着姿のチィコとコトバが走ってマシロの前までやってきた。
「ねえ、ひょっとしてさ、何か目の前にノイズ?みたいなの走った?」
「うん…。何だか気味悪いね…」
しきりに抱きついてくるチィコを手で制しながらマシロが訊くと、コトバは心底気味が悪そうに答える。その次の瞬間ドサドサッと何かが落ちる音が聞こえ、彼女達の前に不可思議なモノが現れる。
「全部終わりましたよ。全く、人使いの荒い方ですね…」
「そう言ってくれるな、アリア」
上から聞き覚えのある声が響き、マシロ達が見上げた先には、夕方出会った先輩が空中に浮いた椅子に座っていた。
「おい、こんな深夜に呼びやがって!先輩か何だか知らねぇがとっとと返しやがれ」
「サエキ君、少し黙っててくれ」
穏やかだが、全く感情が無い声で返され、マシロ達からそれなりに離れた場所にいたサエキは渋々黙った。
「じゃあ皆、俺の後ろにきて。ゲーム、始めるから」
先輩が言うと、十二人はその通りに動いた。途端、薄暗かった空間が突然明るくなり、彼らのいる空間はさながら空中にいるようになっていた。
「これ、ボクらの…街?何でこんなに高く…」
「そう、俺達の街だよ。ここは、さっき言ったロボットのコックピット。そして、あれが敵」
そう言う間に、正面に「敵」が現れる。足からじわじわと現れたそれは…
「うえぇ、カマドウマみてえだな…」
タイラの言葉通り、それはカマドウマによく似た形状をしていた。
「それじゃ、動くよ」
「あ、このロボットって操縦桿とかは…」
発言したマリサの後ろにいた気弱そうな少年を先輩は少し見ると、両手を上げる。直後、機体が動き出し、彼らは慣性の法則によってバランスを崩した。
「見ての通り、こいつには操縦桿なんて要らない。こいつは操縦者が念じれば動く。分かったかい、トモ君」
質問したトモという少年は頷いて答えた。先輩はそれを確認して続ける。

「そして、攻撃」
途端、レーザーらしき攻撃が相手を捉え、コックピットの中にも激しい音が伝わった。
「もちろんあれくらいじゃまともなダメージにはならないけどね」
先輩はそう言いつつロボットを操縦し、民家が無い山の方に移動した。すぐに体制を立て直した「敵」が突撃し、コックピットがぐらりと揺れる。
「もちろん敵も反撃してくるが、このコックピットは厚く厚く守られている。まず大丈夫だ」
先輩は動じずそう呟き、右に見えていた足で相手を抑え、真ん中と左に見えていた足を相手に交互に突き刺して行く。
「次はこのゲームの勝利条件。相手には急所があって、それがどこにあるかは一定じゃない。けど、大抵は装甲の奥にある」
そう言いつつ先輩が引きずり出したそれは、花の蕾のような球体だった。
「これを潰せば、勝ちだ」
「ならさっさと潰せよ。眠いんだよ…!」
明らかにイラついた声のサエキを先輩はじろりと見たが、頷き、目を閉じる。

-ぐしゃっ

嫌な音が聞こえ、球体からは煙がいくつも立ち上っていた。
「これで戦闘は終了。今度からは君達の番だよ」
無言の十二人に先輩はそう告げ、その瞬間彼らはまたノイズを見た。
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