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ダスキンのモッp(ryな日々

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ぼくらのーダスキンver.-第二章「荒木 浩二」②

一瞬の砂嵐のあと、コージはコクピットに到着した。
コージ以外の10人は既に到着しそれぞれの席に座っていた。みんなの表情は暗く誰一人口を開こうとしない。昨日のタイラのことがあるから仕方ないのだろう。そして今日自分も…。
何度考えても死の恐怖からは逃げられない。だからコージは考えることをやめた。

『さて、主役も来たことですし早く始めましょうか』
奇妙な生物アリアの声と共に椅子が宙に浮き、周囲にはいつもの街の景色が映る。
「あれが今回の死合い相手か。なんか弱そうだな。」
とテツが呟いた。

前回はアリでその前はカマドウマ。そして今回の敵も恐らく虫なのだろうとコージは思っていた。しかし目の前にいる敵はどうみても人の形をしてる。二本の腕、二本の足。それらは異常に短く戦闘には明らかには不向きだった。
「こんな奴一瞬終わらせてやる」
コージはそう言うとレジスタに指示を送った。
レジスタは右腕を弓を引くように振り上げると敵に向かって突出する。
敵は左足を正面に突き出した。足の裏が光を帯びている。レーザーを撃つつもりなのだろう。しかしコージにはそんなことはどうでもよかった。「先輩」の戦いで、レーザーが装甲を打ち抜けないことはすでにわかっていた。
「死にやがれぇぇぇっ!」
どこぞの戦闘民族のようなコージの声と共にレジスタの右腕が敵の胸へと振り降ろされようとした瞬間
小さな爆発が起こった。
全員は唖然とする。レジスタの右腕は敵を貫けなかった。それどころか右腕自体がなくなっている。
レーザーにここまでの威力があるなんて…
考える間もなく2発目のレーザーがレジスタを襲う。とっさに胴体をかばい今度は真ん中の腕を失った。
「おい、どういうことだ!?レーザーじゃ装甲はぶち抜けないはずだろ?」
『皆が皆そうだと誰が言いました?貴方達が勝手に思い込んだだけでしょう?』
激昂するコージにアリアはさらりと返してくつくつと笑い、続ける。
『ほら、次が来ますよ』
「っと…!」
間一髪レジスタはレーザーをかわしたが、かすめた胴体部分の装甲がそれなりに削ぎ落とされて無人の海に落ちた。
「このままじゃまずい!「畜生、罠かよ…っ」
女性陣の悲鳴の中、テツが叫ぶ。間髪入れず、反対側の腕が追撃をかけた。
「これヤバい…コクピット近くない…?」
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  1. 2008/11/24(月) 20:29:26|
  2. 小説
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