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ダスキンのモッp(ryな日々

気まぐれで作ったブログで良ければ…

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ぼくらのーダスキンver.-第二章「荒木 浩二」③

ぐらぐらと揺れる中、トモが呟いた瞬間、物凄い破壊音と共にコクピットにばっくりと穴が空いた。
『これはこれは…まずいですねぇ』
どこか楽しむようなアリアを睨んで黙らせ、コージは更なる追撃を後退してかわすが、相当な焦りを感じていた。
ー負けたら…地球が…皆が…マリサが…。でも、こんなんどうすりゃ…
焦りがレジスタに投影されたのか、機体がどこか不安そうに震え出す。
「わ…きゃあっ!!」
その直後、コージの右手側、穴が空いた場所に一番近い位置にいたマリサの悲鳴が響く。震える機体の振動はことのほか大きいらしく、危うく放り出されそうな所でマリサはぶら下がっていた。
「ま…マリサっ!」
コージは席を立ちマリサのもとへ走る
「コージ君、抑えて!コージ君以外に誰がこれを動かすの!?」
マシロがコージの肩を掴む。
「離せ…っ」
>コージはその手をはねのけ、マリサのもとへ走ろうとする。
「来るな!!」
突然のマリサの怒声にコージは立ち止まった。マリサは続ける。
「操縦席に戻れって…大丈夫、だから…」
コージはマシロの言葉を思い出した。ようやく彼は力を抜き、渋々席に戻る。
『…敵に動きがありませんね。どうしたんでしょうか…』
席に戻ると、コージが席に座るのを待っていたようにアリアが口を開く。彼は訝しげに正体不明の生き物を見上げ、すぐに敵に視線を戻す。アリアが言った通り、こちらとほぼ同じ体躯を持つ機体は、まるで何かに葛藤するように立ち尽くしていた。
「…待っててくれてる?いや…そんな…」
何か考え込むコージを見て、アリアはどこかそわそわと空中を漂う。
「ん?何だ?」
激しい爆発音。コージは一旦思考を中断してモニタを見回す。
「…戦闘機?」
>何機かの戦闘機の編隊がレジスタと敵の機体に無意味な機銃と爆撃を惜しげもなく浴びせている。敵はコージ達を待つことに飽きたのか自分を攻撃してくる戦闘機達を一機一機得意のレーザーで楽しそうに撃ち落とし始めた。それでも戦闘機は怯むことなく敵とレジスタに爆撃を浴びせていた。
マリサが危ない…
コージはコクピットの端へと目をやる。マリサは既にコクピットの端に片足をつけていた。マリサの余裕そうな表情があと少しで助かるという様子を表していた。
あと少し…。その瞬間だった。
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  1. 2008/11/24(月) 20:33:47|
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